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教材 「仁科七面」 感想を投稿する

仁科(にしな)の里(すみ)に住(す)みついた仏師(ぶっし)の泉心(せんしん)が、里の人達と田楽(でんがく)や猿楽(さるがく)を楽(たの)しむために、京都(きょうと)で能面作(のうろんづく)りを学んできた。
里の人達の協力を仰(あお)ぎ、10年がかりで七つの面を完成(かんせい)させ、その面をつけて踊(おど)ると日照(ひでり)り続きだった村に雨が降(ふ)った。
その後も、仁科地方で干(かん)ばつがあった時には、このお面が雨を降らせてきた。
王子神社には清姫(きよひめ)の面が納(おさ)められており、その面を箱(はこ)の外に出すと雨が降ると言われている。

「仁科七面」あづみ野児童文学会編『あづみ野 大町の民話』、郷土出版社、1998年、p.104-110
(被差別部落の歴史や文化とも関連づけて扱うことができる)
『北安曇郡郷土誌稿第一輯』(郷土研究社)p.171-172
大町民話の里づくり もんぺの会『語り継ぐ 大町の伝説-全380話-』(一草舎出版)p.68-69

  • 学年小1,小6
  • 教科国語,生活,社会,総合,道徳
  • 10月,11月
  • 分類ことば,その他,文化・生活,民話,社会・歴史
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