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教材 二重地区(ふたえちく)の水田と金熊川(かなくまがわ) 感想を投稿する

空からの写真は、グーグルの地図で見ることができます。

① 二重地区は、水田が、金熊川にそって北から南にきれいに並んでいます。
② 水田の位置よりも金熊川の水の流れの方が下にあるので、それぞれの水田で使う水は、金熊川のずいぶん上流から取り入れられています。
③ 水門から取り入れた水は、水路を通って運ばれ、上の水田から下の水田へと順番に使えるようになっています。
④ 二重地区は、むかしは、金熊川にそった沼のようなところ(湿地 しっち)だったと考えられます。
⑤ 広がって流れていた金熊川の流れを、一か所にまとめて流れるようにし、まわりの土地の水はけをよくし、少しずつ水田にしたと考えられます。
⑥ ところどころで水をせき止め、水田を高いほうから順にいくつかのグループに分け、グループごとに同じ水門から引いた水を使うようにしています。
⑦ 二重地区の開発は、今から600年くらい昔から始まったと考えられ、その中心になって開発を進めたのは、二重氏という武士でした。
⑧ 二重氏の館(やかた=おやしき)は、現在の水上神社の南の「宮村」にあり、昔の堀や土をもり上げた土手のあとなどが残っています。
⑨ 二重地区の人たちは、安心して使える水をしっかりと運んでくれる金熊川の役割に感謝し、「水上神社(みずかみじんじゃ)」をおまつりしたと考えらます。

  • 学年中2,小4,小5
  • 教科社会,総合
  • 10月,5月
  • 分類文化・生活,環境,社会・歴史
  • 学校美麻小中学校
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