大町のひ・み・つ大町市伝統・文化に関する教育Webサイト

ホーム> デジタル教材検索> デジタル教材詳細

教材 川のはたらき 感想を投稿する

 川は、大地をけずり(しん食)、けずった土や石を運び(運ぱん)、流れがゆるやかになると土砂をためます(たい積)。ひとつひとつの川はそれぞれちがっていて、そのはたらきにもちがいがあります。
川は人によってつくりかえられているため、自然の川のようすを調べるのには、昔の地図がべんりです。高瀬川と農具川をくらべてみると、川の大きさだけでなく、いくつもちがいがあることに気がつきます。高瀬川は北アルプスから流れてくるので、つよい流れで大きな石をたくさん運びます。農具川の上流では山があまり高くなく、仁科三湖で土砂がちんでんするため、大雨のときにもにごりの少ない水が流れてきます。しかも、湖のなかで水がぬるむので、農業にはとてもありがたい川なのです。
 川の曲がりぐあいや枝分かれのしかたなど、いろいろなちがいをみつけて、その理由をしらべるのもおもしろそうですね。
 
■もっと調べるには⇨ 昔の地図(旧版地形図)は、国土地理院のホームページ(https://mapps.gsi.go.jp/history.html#ll=37.3912834,140.3903225&z=5&target=t25000)で調べて、コピーをちゅうもんして、手にいれることができます。