教材 仁科山地の化石 感想を投稿する
木崎湖の北西の仁科山地では、植物や貝の化石が見つかることがあります。化石をふくんでいるのはジュラ紀(やく2億年前)の地層で、木崎層とよばれています。木崎層は浅い海にたまった地層で、泥がかたまった泥岩や、砂がかたまった砂岩でできています。写真のオニキオプシスはシダ植物、ニルソニアはソテツ類です。
ジュラ紀は映画「ジュラシックパーク」のように、恐竜がたくさん生きていた時代です。小谷村来馬では、木崎層と同じような地層から日本最古の「きょう竜の足あと」(小型の肉食きょう竜)が、また、富山県朝日町では「首長竜の歯」がみつかっています。仁科山地でも、ひょっとすると、きょう竜の化石がみつかるかもしれません。
■もっと調べるには⇨ 小谷村でみつかったきょう竜の足あと化石は「小谷村郷土館」http://www.vill.otari.nagano.jp/www/contents/1001000000200/index.htmlに展示されていて、見学できます。きょう竜や足あと化石については「長野市立博物館だより、第31号」https://www.city.nagano.nagano.jp/museum/pdf/dayori/31.pdfにくわしい説明があります。