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教材 霊松寺の大いちょう  指導資料 感想を投稿する

大町の霊松寺の和尚が、庭の大きないちょうを切らせたところ、切り口から血が出たが、和尚は無理やり切らせてその木を売った。しばらくして、庭木作りのじいさんのところに法眼様(ほうげんさま:山伏、修験者)が現れ、じいさんを不思議な場所に連れて行く。戻ってきた後、和尚が病みついてしまう。この後、霊松寺では、造作するときには必ず一部どこかを残しておかないと、何か変わりことがあると言われている。

『大町市史』第五巻 民俗・観光 p.504-505 (大町の話)
(関連資料)『ふるさと きのう・きょう・あした-わたしたちの大町』 p.42
「霊松寺のおしょうさん」あづみ野児童文学会編『あづみ野 大町の民話』、郷土出版社、1998年、p.93-97(霊松寺の気のいい和尚さんが、商人から真綿を買った際、真綿の間に銭を入れられ、実際よりも少ない量の真綿を高く買わされた。次に会った時に仕返しをしようと、和尚さんは米のなかに銭を入れて商人に売る。しかし、米は元々重いので、銭を入れてかえってもったいなかったのではないかと妻は後悔するが、人のいい和尚さんは気にしなかった。)
『北安曇郡郷土誌稿第二輯』(郷土研究社)p.72-74
大町民話の里づくり もんぺの会『語り継ぐ 大町の伝説-全380話-』(一草舎出版)p.66-67
※『国語四 上』(光村図書出版)「ふるやのもり」(p.66-67)に置き換え可能。

  • 学年小4
  • 教科国語,社会,総合,道徳
  • 7月,8月,9月
  • 分類ことば,文化・生活,民話,社会・歴史
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