信州大学ライフプランニング教育教材

ログイン

「企業内で先頭に立って,教育の情報化を推進」 樋口 順子さん(大手通信会社元課長)

「企業内で先頭に立って,教育の情報化を推進」 樋口 順子さん(大手通信会社元課長)

長野冬季オリンピック終了後の情報インフラの有効利用を模索する中で,教育への活用を提案し,教育部門担当課長として,日本の情報教育の推進に尽力された。
 高校卒業後入社したが,もっと勉強したいと企業内の大学相当教育機関で学んだとのこと。そこでの学びが,後のキャリアにつながっているという。当時は企業内教育機関で学ぶ女性への門戸は狭く,樋口さんが学んだ「業務部門」は定員100名中,女性は6名だったそうだ。
 キャリアを積む中で,広報部門,営業部門において,企業の体質から当時としては女性キャリアとして注目された。しかし,樋口さんが課長になった頃は,男性課長と女性課長との間には情報を得られる格差などがあったという。そのような中,男性課長には負けないという気持ちで,業務に向かわれたという。かつて樋口さんの下で働いた現在部長職にある方は,樋口さんは男女の差なく仕事をされ,とても仕事がやりやすかったと語ってくれている。
 大手通信会社を定年退職された後も,教育の情報化に関する仕事に関わられており,東日本を中心に各地の学校の支援をされている。

企業内で先頭に立って、教育の情報化を推進(その1)
企業内で先頭に立って、教育の情報化を推進(その2)
企業内で先頭に立って、教育の情報化を推進(その3)
企業内で先頭に立って、教育の情報化を推進(その4)
企業内で先頭に立って、教育の情報化を推進(その5)