信州大学ライフプランニング教育教材

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「保線部門に女性の職場を開く」 中島 薫さん(大手鉄道会社保線部門社員)

「保線部門に女性の職場を開く」 中島 薫さん(大手鉄道会社保線部門社員)

 理学部地質学科を卒業後,大手鉄道会社保線部門に勤務して5年目。
 自己の経験に基づいた災害時の交通インフラの安定供給に貢献したいと,鉄道会社初の女性保線部門社員として入社。
 入社当初,配属部署の管理職は,どのように対応したらよいか(どう名前を呼べばよいのか・昼食はどうすればよいのか・休憩はどうすればよいのか等)人事課に問い合わせたという。
 中島さんの入社後,保線部門に女性が配属されるようになり,男女共同参画に対する自分の視点も変化してきたという。最近は,線路管理をディスプレイ上で行う業務がメインなので,外に出て実地での仕事がしたいそうだ。私生活では,入社同期の運行業務の方と結婚,家庭内の家事の分担は,そのとき「やれること」を「やれる方」がやっているとのことだが,祖母や母親には「それでいいの」と言われてしまうそうだ。

保線部門に女性の職場を開く(その1)
保線部門に女性の職場を開く(その2)
保線部門に女性の職場を開く(その3)
保線部門に女性の職場を開く(その4)
保線部門に女性の職場を開く(その5)
保線部門に女性の職場を開く(その6)