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教材 山はどうしてできるの? 感想を投稿する

 山は地面の高まりで、形や大きさはさまざまです。できかたもさまざまですが、おもなものは次の6つです。①大地はいろいろな石でできていて、固くて、くずれにくい石でできたところはしん食されにくく、山になります。②地下からマグマがふきだして、まわりに火山灰やよう岩がつもって火山ができます。③断層によってもちあがったところが山に、へこんだところが盆地になります。④地下の岩石が熱くなったり、とけたりすると、軽くなって大地をおし上げて山ができます。⑤大地が横からおされてもりあがると、山ができます。⑥すべりやすい層があると、上の地層がすべってしわができて山になります。
 北アルプスが250万年前ころから高くなりはじめたのは、地下が高温になってふくらみ、大地をおし上げたからだと考えられます(④)。というは、それにつづいて大量のマグマがわきあがってきて、火山が大ばくはつしたからです。おもちを焼くとふくらんで、ついに、はれつするのと似ています。その後、北アルプスが急に高くなったのは、横から強い力でおされたためだと考えられています(⑤)。

■もっと調べるには⇨ 大町山岳博物館では、北アルプスのおいたちをビデオでみることができます。高学年向けですが、NHK小学校理科DVD 6年「大地の変化 ~地震や火山活動のえいきょう~」https://www.youtube.com/watch?v=RmyN2LSkexoも参考になります。